南国の風に癒されて

寒いのが苦手で常夏の国に50代前半で移住した独身 オヤジの日記

国王崩御

f:id:dokyumnt:20161015163154j:plain

f:id:dokyumnt:20161015163108j:plain

 

13日、夜7時前、近くのバーへビリヤードをやりに

30分ぐらいして、ふと店のテレビを見ると

黒い服を着た男が、神妙な顔をしてしゃべっている。

 

この日、店は誰かの誕生パーティで、親戚の子供から大人が大勢で賑やか

1時間ほどして家に。

家で早速、テレビをつけると、午後3時ごろ国王崩御のニュース。

13日は、国王崩御でも夜のバーは普通にどこも開店。

 

14日夜、近くのバーへ見に行くと、どこも閉店。

レストランは開店。

今夜はどうでしょう?

 

十年ぐらい前、バンコクを訪れた時、王族の葬儀がテレビで、

カオサン通り近くの王宮前公園サナームルアンは、王族の火葬場

ここで、昔の衣装を着た男たち百人ぐらいが棺桶を運び

火葬用の建物に入れ、王族が火を入れる。

そして、灰になるまで延々と中継、

その後も、テレビで放送していたようですが、なにせ深夜1,2時。

タイに居る知り合いにこの時、聞いたところ、死亡から火葬まで1年とか。

(公務員、国営企業職員は今月14日から1年間服喪する)とありますから。

 

【プミポン国王は、王族出身のシリキット王妃との間にウボンラット王女、ワチラロンコン王子、シリントン王女、チュラポーン王女の順に1王子3王女に恵まれました。

 長女のウボンラット王女はアメリカ人と結婚したため王室から離れ(後に離婚)、末子の三女チュラポーン王女は臣下と結婚したため王位継承資格を喪失し、残る長男のワチラロンコン王子と次女のシリントン王女(独身)に王位継承権が与えられています。
(王子に1972年、王女に1977年に王位継承者の地位が贈られています。)
 
 

 

「娯楽活動30日自粛」「経済活動は継続を」 タイ首相演説

2016年10月13日(木) 23時22分(タイ時間)
【タイ】タイのプラユット首相は13日、プミポン国王の逝去を受け、テレビ演説を行い、在位70年に及ぶ国王の業績を称え、「国民すべてが悲しみに沈んでいる」と述べ、その死を悼んだ。

 服喪については、▼政府機関、国営企業、教育機関は今月14日から30日間半旗を掲げる▼公務員、国営企業職員は今月14日から1年間服喪する――とし、一般国民に対しては、娯楽的な活動を30日間自粛するよう求めた。

 一方、株式市場、貿易、投資といった経済活動を止めないよう国民に呼びかけた。

 王位継承については、国王が1972年にワチラロンコン皇太子を王位継承者に指名したことを指摘し、憲法、法律に従い、手続きを進めると述べた。

 首相は最後に、「国王陛下は崩御された。新国王陛下万歳」と述べ、演説を締めくくった。
 
 
 
 
 2016.10.13 22:57更新 【タイ国王死去】
樋泉克夫・愛知大特任教授(タイ政治)の話 近代タイ社会の基盤は、既得権を掌握していた王室、官僚、財界、国軍であり、その4者が政治、経済を動かしてきた。その頂点に立っていたのがプミポン国王だった。国王の死去で、この伝統的な権力構造が崩れるのではないだろうか。

 立憲君主制は今後も存続するだろう。しかし、これまでの立憲君主制はプミポン国王に対する個人的な尊敬、権威によるところが大きかった。何度も繰り返されたクーデターも国王の仲裁があれば流血の対立が“ノーサイド”になり、国民も納得して事は収まった。その最後の支えを失ったことになる。




【電子版】タイ国王死去で、先行き注視する日系企業
(2016/10/14 20:00)
日立製作所は、タイの統括会社「日立アジアタイランド」を14日休業にした。基本的に幹部のみ出社し、週明け以降の対応を協議した。喪に服す意味合いで従業員が出社しないといったケースも想定されるが、「今はまだどんな様子かつかめない。状況を注視していく」(日立広報担当者)という。

三菱自動車は14日までに、15-16日に予定していたピックアップトラックの販促イベントを中止する。今後のイベントについても中止する方向で検討する。ただ、工場は通常通り稼働する方針だ。

トヨタ自動車は通常通り稼働する。いすゞ自動車は通常通り操業中。自動車用照明の製造販売など二つの現地法人を持つスタンレー電気は「14日は通常通り営業しており、現時点で特に変化はない」という。現地に生産拠点を持つブリヂストンも通常操業。今後については「お客さまやサプライヤーなど外部の動きもみながら対応していく」(ブリヂストン広報)方針だ。

タイで多くの発電事業を手がけるJパワーは現時点で事業に影響はないが、今後について「王室の動きなどを注視していきたい」(国際プロジェクト担当)としている。